私は長らく、外側に愛を求め、愛されている証拠を集める生き方をしてきました。
愛してくれるなら愛します。と思っていたし、愛の顔を装ったエゴの塊でもありました。愛されてるを感じたかったから。
しかしそれがどれだけ、不毛で未熟な愛の形であったかが分かったとき、ようやく「生きやすさ」と「愛されてる」を手に入れることになったのです。
愛の形成不全
私たち人間は、親から生まれたのち、養育してくれた人がいて成長していくわけですが、自分の求める形で「愛」を示してもらえたことよりも、そうではなかったことの方が記憶としても無意識下であっても強烈に残っているもので、
「私の思い通りにならなかった、してくれなかった」不満が、「私の思い通りの愛」を外側に求める発端になったりします。
また、幼少期からこれまでの人生の中で、誰かから言われた言葉、どこかで目にしたり耳にした言葉などで、
本当はあなたの心はそうじゃない!と思ってたにも関わらず、そうなのかも…と無意識に同意して信じてしまったことが不快感として蓄積し、「外側の世界に愛されていない私」を膨らまして、
どこに行けば誰と出逢えば何をしてもらえれば私が何をすれば「外側の世界に愛されてる私」という実感ができるの?という、外側に愛を求めるという不毛な旅が始まります。
愛がなければ死んでしまうと知っている
そもそも、なぜ愛されてるを感じたいのかというと、愛がなければ死んでしまうことを知っているからです。
あなたを産もうと決めて産んでくれた人、養育してくれた人、あなたの期待とは違う形であったかもしれないけれど、
「あなたを生かす」という愛がこの世界のどこかになければ、あなたという人生は始まりませんでした。
そして、始まった人生の中で、たとえ身近な人であっても「自分とは違う人」を知っていく中で、
「他人とは違う自分」であっても愛されるのか許されるのかどうかで、自分の存在価値を計るほど、
どんな自分でも存在していてもいいのか、生きていてもいいのか、他者から向けられるあなたへの愛が、あなたの中で大きく重要性を占めていきます。
「愛されてる=存在してていい」の構図になるので、愛されてないのでは?と感じる度に、無価値観や不快感があなたを襲うのです。
始まった人生は生きていくわけですから「生きる=愛を感じていたい」は当然に誰しも求めるものです。
外側に求める愛は揺らぐもの
他者から愛されているという実感は、とてつもない幸福感であることには違いありません。生きていてよかった、あなたが感じるあなた自身の存在価値に直結するからです。
でももし、他者から愛されているかどうかが基準で在り続ける人生だとしたら?あなたの存在価値は、外側からもらえる愛によって決まるものなのか?
他者からの振る舞いによってあなたへの愛がある、ないを決めてしまっているなら、相手次第であなたは愛されてる人にもなるし、愛されない人にもなりますよね。
それは他人にあなたの人生を明け渡している状態であり、自分自身では価値が感じられないから他人に存在価値を決めてもらおうとしている状態なのです。
他人に「愛をくれ」「存在価値を感じさせてくれ」とテイカー(通称クレクレ星人)を続ける人生をあなたは本当に望んでいる?
もっというと、周波数の法則により(類友の法則)、テイカーはテイカーと引き合います。
与え合う関係ではなく、貪り合ってしまう関係です。でも大丈夫。気づいた人から変われば関係も変わります。
本当は愛されたいではなく、愛したい
先に愛の形成不全のところで、「本当はあなたの心はそうじゃない!と思ってたにも関わらず、そうなのか…と無意識に同意して信じてしまったことが不快感として蓄積」と述べましたが、
ここで、不快感というのは一体何なのか、がポイントになります。
不快感として感じた感覚は、本当のあなた(魂と呼ぶことにします)の持つ周波数と一致していませんよ、と感情が教えてくれていた、という理解が必要になります。
ちなみに、全員、魂意識と肉体意識(思考)があり、ほとんどの人がここが一致していません。
ほぼ思考優位で生きてきた人が多いですのが、魂意識と思考を一致させる生き方にシフトしませんか。
このブログはそんなご提案でもあります。思考優位よりもはるかに愛情や幸福感や安心感が増すからです。
ではあなたの魂が本来放っている周波数とはどんなものか、見ていきましょう。

エイブラハム感情の22段階と呼ばれる、感情を周波数毎に並べた図になります。(以前講座をしたときに天使の声やら書きこみしてますが笑)
本来のあなた(魂)と一致しているときあなたは、
1.喜び、大いなる気づき、自信、自由、愛、感謝
を感じます。
魂のあなたは、あなたが愛や感謝や自信や喜びの存在だと分かっているのです。
なので現実で何か不快感を感じるときというのは、「自分は本当はそうじゃないのに!」という魂からのサインということです。
分かってるんです本当は。忘れるようにできてるんです。忘れて思い出す、をするのが地球です。
誰かに愛されたい思いこそが、地球最大とも言えるトラップ。
外側から愛されてない、を感じてしまったとき、それを思考で私は愛されるに値しないと真実にしてしまったあなたがいた。うまくできないときに、あなたを否定してしまったあなたがいた。
誰かに愛のない対応をされても、否定されたとしても、あなたの中で愛されない否定される私が真実、として受け入れたかどうか。
魂意識を忘れている人ほど、不快を真実として受け入れ、その思考に憑りつかれ苦しい思いをします。
要は、実際にはあなたが決めているのです。周りの反応ではなく、あなたが最終的に自分にラベルを貼っている。
思考が魂意識と一致していない時に、あなたがあなた自身を傷つけてしまうのです。あなたは、どんな時もあなたを愛すべき存在として認め受け入れたかったのです。
現実はどうであれ、あなたがあなたを愛し続けていられる感覚さえとり戻せば、外側の世界に左右され振り回されることはなくなります。
そして、外側のせいで他者のせいで自分はこんな思いをさせられこんな風になった、などといった、状況や他人を責め、人のせいにする生き方も終わります。
ここからが人生面白くなる
さて、外側のせいで…状況さえよかったら…あの人がこうだったら…、外側に、他人に、あなたの人生の舵を取らせるのは終わりです。
周りが悪いから突き放す、という意味ではありません。あなたが、あなたを幸せにする、と決めてください!という意味です。大切なあなた自身のためにです。
あなた以上にあなたの事を知ってる人はいないのです。共感できる人がいたとしても、本当の意味であなたの歴史、頑張り、苦労、感動ポイント、あなたの感じ方はあなたにしかないものだし、
あなた以上にあなたと一緒に過ごしてきた人も、あなたの事をよく理解できる人もいないのです。だから、一番の親友であり恋人であるのはあなた自身であるはずなのです。
本当は、寄り添い励まし愛してほしい、もっと見てほしい分かってほしい、認めてほしい許してほしい、優しくしてほしい自由になりたい、外側に求めてきたものは全て、あなたの内なる声があなたに対して求めてきたことです。
愛はいつもあると分かると精神的な自立へ
自愛と言ったり自己受容と言ったりしますが、自分自身との信頼が深まれば、あなたの中に生きていることに愛や感謝が溢れてくるのを感じられるはずです。私が私として存在できて嬉しいと。愛されて存在していると。誰かに言われなくてもそう思える。
魂意識と一致した時間が長くなればなるほど、強がる必要も弱ぶる必要もなく、等身大のあなたで安心な世界だなぁと緩み、流れに委ね、見返りもいらない、犠牲でも奉仕でもない、依存や執着でもない、自ら溢れた愛を周りに注ぎたくなってくると思います。
自己表現もしたくなるしできるようになる。いつも「愛してる」と「愛されてる」を感じてる。愛は自ら湧き出るし減ることがない。機嫌がいい。外に求めなくとも自分で循環していける。テイカーからの脱却。精神的な自立へ。
あなたの人生は、あなたが内なるあなたと創る。愛の周波数を纏ったあなたは、類友の法則により、愛の周波数を纏った人と心地よい関係を創っていくことになります。
その頃には状況や他人に対する感じ方も、過去現在未来への感じ方も変わっていることでしょう。
魂と一致する。人生面白くなってくるのはここから!
with love, Yui